スポーツ活動における熱中症にご注意ください!
更新日:2025年7月17日
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節ができなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく屋内でも発症し、めまいや吐き気、頭痛など様々な症状をきたし、場合によって死に至る疾患です。
令和6年度の日本国内での熱中症による救急搬送人員数は97,578人となり、調査が開始された平成20年以降最も多くなりました。
スポーツ活動中をはじめとして熱中症予防に努め、健康被害を防ぎましょう。
スポーツ活動中の注意事項
- 本格的に暑くなる前の時期で、体が暑さに慣れていない中で急に暑い環境にさらされると熱中症になりやすいことから、気温等がそれほど高くない日に無理のない範囲で汗をかき、徐々に体を暑さに慣らしていきましょう。
- 活動の場所や種類にかかわらず、暑さ指数(WBGT)に基づいて活動実施を判断することも必要です。
特に、スポーツイベント・大会の実施に当たっては、開催地域における暑さ指数の状況等も参考にしながら、これまでと開催時期を変更する、開催時間帯をずらす、運動負荷を軽減する、健康に被害が生じるおそれがある場合は中断・中止するなど、熱中症予防に配慮した開催方法を検討してください。 - スポーツ活動前や活動中、活動後に、健康をチェックし、適時・適切な水分・塩分補給を行うとともに、多様かつ効果的な身体冷却を行いましょう。
- 熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分の補給、身体冷却、病院への搬送を行いましょう。
- 環境省が発表する熱中症警戒情報に留意し、警戒情報発出時に運動・スポーツを実施する場合は、エアコンがある屋内など涼しい環境を確保しましょう。(屋外において実施する場合は上記2~4の対策を徹底してください。)
このページに関する問い合わせ先
教育部 スポーツ課 スポーツ担当
電話:092-580-1914
ファクス:092-501-2270
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