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大野城市

感染症関連情報

更新日:令和7年7月1日


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福岡県及び筑紫地区管内の流行状況(定点医療機関1医療機関あたりの報告数)こちら NEW
福岡県 週報(定点報告・流行推移グラフ)(福岡県ホームページ 外部サイトにリンク)

基本的な感染対策

 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳(せき)エチケット」「換気」などが有効です。
 特に高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢の方と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染対策へのご協力をお願いします。

厚生労働省 感染症対策チラシ

伝染性紅斑

 伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。

感染経路

 感染した人の咳のしぶき(飛まつ)を吸い込むことによる感染(飛まつ感染)や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)が知られています。

症状

 約10~20日の潜伏期間の後、微熱やかぜの症状などがみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。続いて、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失します。中には長引いたり、一度消えた発しんが短期間のうちに再び出現したりすることがあります。
 成人では関節痛を伴う関節炎や頭痛などの症状が出ることもありますが、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。
 多くの場合、頬に発しんが出現する7~10日くらい前に、微熱やかぜのような症状がみられ、この時期にウイルスの排出が最も多くなりますが、発しんが現れたときにはウイルスの排出はほとんどなく、感染力もほぼ消失しています。

妊娠中又は妊娠の可能性がある方へ

 これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。熱や倦怠感が出現した後に発疹が出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。また、感染しても症状がない場合(不顕性感染)もあるため、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、妊婦健診の際に、医師に伝えてください。
 伝染性紅斑の家族がいる場合や、流行している地域で多くの小児と接する機会がある職業の方などは特に注意が必要です。かぜ症状がある方との接触をできる限り避け、手洗いやマスクの着用などの基本的な感染予防を行ってください。

感染対策

 伝染性紅斑の予防接種はありません。
 紅斑が出ている時期にはほとんど感染力がないため、かぜ症状のある人はこまめな手洗いや、せきやくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。
 また、保育園や学校など周囲で患者発生がみられる場合、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、感冒様症状の方との接触をできる限り避けるよう注意が必要です。 

厚生労働省 伝染性紅斑チラシ

百日咳

 同疾病が五類感染症(全数把握)へ指定されて以降、令和元年度の流行を除いて、顕著な増加がみられており、今後も年間を通じて、継続して患者が発生する可能性があります。
 感染者の主な年代は小中学生が中心ですが、今後も発生が継続することにより乳幼児~未就学児や高齢者など幅広い年代への感染拡大が懸念されます。
 かぜのような症状や咳が長引く場合は、百日咳やほかの呼吸器感染症である可能性も考え、早めに受診するようにしてください。

【注意!筑紫保健所】百日咳の患者が増加しています(筑紫保健所ホームページ 外部サイトにリンク)

感染経路

 感染した人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛まつ感染」、細菌に汚染されたものを触った手で、目、口、鼻等の粘膜に触れることによる「接触感染」があります。感染してから発症するまでの潜伏期間は5~10日程度です。

症状

 発症初期は風邪症状で始まり、徐々に咳が強くなっていきます。次第に特徴的な発作性の咳(顔を真っ赤にしてコンコンと激しく咳き込み、最後にヒューと音を立てて息を吸う)となります。1歳以下の乳児、特に生後6ヶ月以下では重症化しやすく、亡くなる場合があります。成人では、咳は長期間続きますが、比較的軽い症状で経過することが多いため、百日咳にかかったと気づかずに、新生児や乳児へ感染させてしまう場合があります。

感染対策

 百日咳の予防には、ワクチン接種基本的な感染対策が有効です。
 百日咳の患者の多くは15歳未満の小児ですが、特に1歳未満の乳児(特に生後6か月未満)では無呼吸発作などをおこして重症化することもあります。今後も百日咳の患者が継続して発生することも予想されますので、百日咳にかからない、うつさないためにも、以下の感染予防策に努めてください。

【ワクチン接種】

 定期予防接種として、初回接種3回、追加接種1回の合計4回の接種が勧奨されています。ワクチン接種により、百日せきの罹患リスクを80~85%程度減らすことが出来ると報告されています。​2024年4月以降、5種混合ワクチン(注)を用いた接種が可能です。

注:百日せきワクチンを、ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ・ヘモフィルスインフルエンザ菌b型 (Hib) の各ワクチンと混合したワクチン

【基本的な感染対策】

  • 手洗い・うがいを心がけましょう。
  • 咳がでるときにはマスクを着用するなど咳エチケットを守りましょう。
  • 咳・くしゃみをするときには、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけましょう。
  • 使用後のティッシュは、すぐにフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
  • 症状がある場合は、マスクを正しく着用し感染防止に努めましょう。
  • 症状がある時は、人混みを避けましょう。
  • 百日咳は、季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と感染経路は同じです。​

厚生労働省 百日咳チラシ

このページに関する問い合わせ先

すこやか福祉部 健康課 感染症対策担当
電話:092-501-2222
ファクス:092-584-5656
場所:すこやか交流プラザ
住所:〒816-0932 福岡県大野城市瓦田四丁目2-1

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